2021/03/22
「飛行機それとも新幹線どっちを選ぶ?」
新規クライアント先への訪問は九州佐賀県である。移動は羽田空港から福岡空港へ久々の飛行機での移動である。ちょっと待てよ、博多経由での移動なら新幹線でも移動ができる。飛行機と新幹線どちらがよいのだろうか。料金、移動時間をざっくり比較してみることにした。
飛行機なら羽田空港から福岡空港、新幹線であれば東京駅から博多駅となる。新幹線の場合、東京駅から博多駅までは途中停車が少ない「のぞみ」に乗って5時間程度である。一方で飛行機を利用した場合、羽田空港から福岡空港までは2時間ほどのフライトで到着する。搭乗手続きなどを含めても2時間30分程度なので飛行機のほうが早く移動できる。ちなみに起点となる東京駅から羽田空港まで電車で30分程度、福岡空港から博多駅まで電車で15分程度なので、飛行機ではトータルで「3時間30分程度」見ておけばよいことになる。
羽田空港から福岡空港まではJAL、ANA、スカイマーク、スターフライヤーの4社が運航している。例えばよくビジネスで利用していたJALならば、始発便は7:05、最終便は19:30なので利用はしやすい。一方で、新幹線「のぞみ」の場合、博多行きは始発が6:00、最終が18:51で、1時間に2~3本出ている。その他博多方面へは「ひかり」や「こだま」なども出ているが、利用する場合は乗り換えが必要になる。
東京から福岡までの料金はどうであろうか。飛行機と新幹線ではどちらが安いのかを比較してみた。但し、繁忙期や閑散期、購入時期により最安値が変動するのでその都度確認は必要である。
羽田空港から福岡空港までの普通運賃はJAL・ANAの場合「44,000円以上」である。スターフライヤーの場合は38,900円と安くなり、スカイマークの利用だと31,500円ほどで最安値である。一方で、東京駅から博多駅まで新幹線を利用した場合の運賃は「22,220円」である。航空会社の普通運賃の最安値と比べるとおおよそ9,000円程度の差である。
しかし飛行機では、「早割」を利用すれば新幹線よりも運賃を低く抑えることも可能である。例えば、JALやANAでも、75日前(先得など)に予約すれば7,400~13,000円程度で利用することもできたりする。
飛行機と新幹線どちらを選ぶべきか。東京から福岡までは飛行機のほうが早く移動することができる。搭乗手続きの時間を含めても、1時間30分程度の差である。長時間乗り物に乗るのは苦手という方や、できるだけ早く向かいたい方は飛行機を利用する方がよい。
また飛行機の普通運賃は新幹線よりも高いが、早割を利用するとタイミングによっては10,000円以下で福岡に行くことができることもある。
当日予約の場合は新幹線のほうが安くなるが、事前に予定が立っている場合は、早割を使って航空券を購入する方がお得である。一方で新幹線を利用するメリットは、荷物の預入れなどをしなくても切符を購入してすぐに乗れるという点では飛行機よりも便利である。
私の場合は、ビジネスでの利用であれば、広島までなら新幹線を利用する。その先なら飛行機を利用して少しでも早く現地に向かうようにしている。
さて、みなさんは飛行機派それとも新幹線派、どちらでしょうか。
以上