『自動配送ロボットここまで進化した!』

『自動配送ロボットここまで進化した!』

 物流の最終拠点からエンドユーザーに届けるラストワンマイルにおいては、ロボットだけではなく、ドローンも導入し、自治体とも連携し、コンビニエンスストアをはじめ小売業も巻き込んで、自動化の実証実験が行われている。その背景にはトラックドライバーの深刻な人手不足がある。さらに、物流拠点でもロボットなどを活用し自動化が進み、高速道路における後続車無人隊列走行に向けての技術開発も行われている。物流業界において自動化は今後、法改正も行われ急速に進むと考えられる。

 物流業界の2024年問題などの労働条件や人材不足の対策の一つとして、今の世の中にあった進歩だと感じる。治安の良さや整備された道路が前提となるが、こういうことができるのも『日本の強み』だ。他の国で無人の自動配送をしようと思うとかなりハードルが高く、これができる国は相当限られる。今は歩く速度程度の宅配として機能してるけどこの技術が進歩していけばますます発展していくだろう。

 自動配送のロボット化の流れは今後、加速度的に増えていくだろう。人手不足どころか人手が余るようになり、人々の職はことごとく奪われていくことになるかもしれない。今後は、生活保護が当たり前になり、悠々自適に多くの人々が生活できるようにして欲しいものだ。仕事をするのが当たり前ではなく、仕事を休むことが当たり前になり、趣味や芸術が仕事として認められるようになればどんなに幸福だろう。企業重視の政策ではなく、本当の国民重視の政策がいっそう重大な意味を持つことになる。将来、国民、総公務員化なんてことも起こるかもしれない。

 本題である自動配送ロボットに話を戻すことにする。自動配送ロボットがどのように受け入れられるかを考えると”衛生面や安全面からロボット配送を好む人もいる”。安全面は分からないでもないが、衛生面というのは、知らない人が触ったものに抵抗感があるということかな?と感じることがある。

 いわゆるそばの出前は人が運んでいて、そば屋さんが届けてくれる丼物の衛生面を気にしたことはなかった。人が運ぶのが気になるという意見もそれなりにあるならば神経質な世の中になったもんだ。でも、ロボットが来たら利用者も理不尽な暴言や悪質クレーム出来なくなるから別の意味で良いかもしれない。まだまだ課題が多いが、今後、配送ロボットがさらに進化すれば、人手不足解消や道路状況で配達しにくい地域での活用は期待できる。

以上