2024/10/04
- セミナー名:
『食品工場の製造工程における金属異物混入防止の考え方』
~入れない・持ち込まない・取り除く~ - 日 時:2025年3月10(月)13:00~17:00
- 会 場:オンライン(Zoom配信)
- 主 催:株式会社日本テクノセンター
- 趣 旨:食品製造工程における金属異物混入防止3つの対策を学ぶ。
- セミナー開催告知URL: 近日公開(準備中)
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〈本セミナーでの習得事項〉
- 食品製造工程で問題となる金属異物の基礎知識
- 金属異物の分析方法の基礎知識
- 金属異物混入防止3つの対策管理
- 異物除去装置の基礎知識
〈セミナー概要〉
HACCPでは「健康に悪影響をもたらす原因となる可能性のある食品中の物質または食品の状態」を“危害要因”と呼び、使用原材料に存在する可能性のある危害要因、加工中に発生する可能性のある危害要因について列挙し、その重要度を評価します。これを危害要因分析と呼び、「混入が起こった時の健康への悪影響の重大さ」と「その起こりやすさ」の二つの要素を掛け合わせて最終的な評価を行います。これを金属異物に当てはめると、「健康への悪影響」と「その起こりやすさ」のいずれの評価も高く、リスクが大きいといえます。
一方、食品衛生法では「人の健康を損なう恐れがあるものを混入させてはならない」とあり、金属異物が混入した製品は法令違反となります。金属混入が疑われる製品が市場に流通した場合、製品回収の判断が必要となります。
金属混入は様々な食品での混入事例がありますが、食品と数の多さに際立った特徴はありません。しかし、飲料や調味料など液体製品への混入は少ないといえます。充填包装される直前にメッシュでのろ過工程があり、そこで排除されるためです。しかしながら食品工場では、製品への混入の起こりやすさや喫食時の被害の大きさから、金属異物の混入防止が重要な対策に位置付けられています。本講座では、食品で問題となる異物混入の中でも物理的トラブルの代表として金属異物を取り上げ混入防止の基本的な考え方のポイントを解説します。
以上